弔いはやっぱりタイミング。青木のお坊ちゃん。


by specialmixjuice

小学生のときからジャンケンがあまり好きではない。

通勤中、新宿駅で乗り換えしていると

KIOSKにこんな張り紙がしてあった。


「タバコあります!」


タバコは吸わないが、とても頼もしく思えた。

「そうか!タバコあるのか!よかった!」

という気分になった。


そんなうれしくないものでも、

デカデカとした文字で、

さも「でかした!」と言ってもらいたげに

書いてあったら、

うれしくなっちゃうのではないだろうか。

俺はふとそう思ったのだった。



<ケース1>ラーメン屋に「七味あります!」

たまにラーメン屋に七味唐辛子が置いてある。

あっても何もうれしくない。

だってかけないから。

蕎麦屋、うどん屋との有難みとはレベルが違う。

しかしラーメン屋の窓にデカデカと

「七味あります!」

と書いてあったら

「おっ、七味かけられるんだ!」と一瞬錯覚するかもしれない。

いや、しないかな。



<ケース2>牛丼屋に「消毒液あります!」

すき家によく行くのだが、レジのところに消毒液が置いてある。

使っている人を見たことないが、

「消毒液あります!」と書かれていたら、

「助かった!」と思うかもしれない。

いや、思わないか。



<ケース3>トイレに「うんこあります!」

「やった、うんこだ!」

…とは思わないだろ。





ということで、俺の仮説はまったく成り立たなかった。




今日は肉そばを作って食べた。

麺を茹でるとき、

俺はなるべくカッコいい表情をして

鍋の中をかき回した。

ラー油を利かせたツユを作った。

最初はむせるが、慣れると止まらない。

「へい、そばおまち」

頭の中で唱えて食卓に運ぶ。

茹でた豚肉と共に。



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by specialmixjuice | 2017-09-11 01:55