弔いはやっぱりタイミング。青木のお坊ちゃん。


by specialmixjuice

<   2017年 10月 ( 1 )   > この月の画像一覧

矢切の渡し

朝起きると天気が良かったので、東京の東端エリアに行くことにした。

いろいろ迷ったが、柴又へと向かった。


柴又駅を降りた俺は、江戸川へと歩いた。

江戸川は東京と千葉の境界を成す川で、ここを運行する渡り舟「矢切の渡し」で有名だ。

ということで200円を払い、矢切の渡しに乗ることにした。


幼稚園児くらいの小さな女の子も2人乗っており、

舟のギリギリのところに横になって空を眺めていた。

落ちないか少し心配だが、気持ちよさそうだ。

俺もしたかったが、大人なのでできず、

ただただ真剣な表情で舟の進む方向を見つめた。

勇ましい表情だったと思う。

a0251154_00303618.jpg
川の上は静かで、時間がゆっくり流れていた。
a0251154_00302514.jpg
水面を見つめる少女。



千葉に上陸し、川に沿って歩き始めた。
かなりの急勾配の土手を老人が下っていてギョッとした。
地元で生まれ育った老人で、この坂は子供の頃から降りていたのかもしれない。
a0251154_00332059.jpg













ひたすらのどかな風景が続く。


川沿いでは釣りをしている人たちがたくさんいた。
誰も何も釣れていなかった。
そもそも彼らからは“釣る気”が感じられなかった。
釣竿を釣竿として認識しておらず、ただ木の棒についた糸を水に垂らしている。
そんな感じがした。


柴又の商店街に行き、試食の漬物をたくさん食べた。
きくらげラー油、レモンらっきょうが特に美味しかった。
買って帰ろうと思ったが、やめた。

帰宅した今、買わなくてよかったと思った。
情緒のある街で試食する漬物はうまいが、
今、この場にレモンらっきょうはいらない。

俺は冷静だった。
観光地の情緒に惑わされることなく、
正しい判断を下した。


帰りの電車で疲れて具合悪くなってしまった。
家でキムチ鍋を食っていたら回復した。

気持ちの良い風景や水の音を思い出していたが、
テレビの池田エライザの巨乳が映り、
それどころではなくなってしまった。






矢切の渡しの上で、かかってきた電話に出ていた中年男性がいた。
仕事の電話のような感じだったが、電話の向こうはまさか
相手が川の上でしゃべっているなんて思わないだろう。

[PR]
by specialmixjuice | 2017-10-10 00:44